ニュースレター

2009年1月16日

「ニュー プラネット」第1号 ココロと身体のつながりについて


2009年も始まり2週間が経過しました。本年より当院よりニュースレターを発行します。
まずは、2週間に1回の発行を目指しています。健康について普段よくいただく質問やお身体とココロのつながりについてもわかりやすくお伝えしていきたいと思います。どうぞ、最後までお付き合い下さい。

第1号では、ココロと身体のつながりについてのキーワードをご紹介してみたいと思います。

心身一如「しんしんいちにょ」について

ココロの持ちよう、つまり、日々感じていることやとてもよく考えていることは、身体の働きに大きく影響します。
しかし、このつながりを目で見たり、検査などで直接把握することはできません。そしてまた、出来事が自分のこととなると、なかなか気がつかないものです。
ですが、ココロと体は1つのものとして連なり、一緒に働く、ということは、皆さん実感していることと思います。

こうるさい会社の上司にひどく叱られ大いに腹を立てた日の夜、腰痛が悪化したり、教えている生徒の進路指導で大変多忙なときに肩が痛み出したり、夫に思うことを告げられず家政婦としてしか扱われていないと、悲しみと怒りがないまぜになり肩こりが悪化し偏頭痛がおこったり、睡眠時間が削られるほど残業して胃が痛くなり食欲が落ちたり、と私たちが日々経験する不調の非常に多くは、「心身一如」の現われなのです。

すべてのお身体の不調や不具合には、気が付いている、いない、に関わらずココロの働きが関与しています。
もともと2つの別のものを1つに合わせてみているのではありません。
はじめから1つのものを、ココロと身体と、2つの面からみていくのが大事な視点です。
ご自分の心身の不調が生じたら、その不調の奥にあるココロのメッセージにも耳を傾けてみましょう。
そこに思いがけず、不調をとく鍵が見つかるかもしれません。

当院の診療では、隠された真の不調にも目を向けられるような「安全な」場を提供したいといつも思っています。何か不安や心配があり、相談したいこと、愚痴りたいこと、何でも結構ですので、お聞かせ下さい。
胸のうちを話すことで、お身体の不具合の鍵が見つかることと思います。

最後に、アメリカ統合医療の父、と言われる、アリゾナ大学医学校臨床医学教授、アンドルー・ワイル医学博士の著書、「人はなぜ治るのか」で紹介されている健康と病気の原理10か条を載せておきます。(裏面)

  1. 完璧な健康は達成できない
    健康というダイナミックな性質そのものが静止した状態にとどまることを許さないし、元来、上昇と下降をくりかえすものなのだ。
  2. 病気になっても大丈夫
    病気は次に訪れる相対的に健康な期間への途中経過であり、夜がなければ昼がないのと同じく、一方がなければ他方が存在しないものなのだ。
  3. からだには自然治癒力がある
    治癒は外からではなく、内からはじまる。それは、失われた均衡を取り戻そうとする、からだに本来備わった働きである。
  4. 病気の作因は病気の原因ではない
    外部の、物質的なものは病気の原因ではない。それは、ただ感受性のある宿主に特異的な症状を起こす機会を狙っている作因でしかない。本当の変化のはじまりは別の領域で起こっているのである。
  5. あらゆる病気は心身相関病である
    あらゆる病気には、身体的要素と精神的要素の両面がある。(からだの症状が心によって惹き起こされる、ということを意味しているわけではない。)
  6. 病気には必ず軽微な初期症状がある
    早く気付けばそれだけ手もかからなくてすむし、たどる経過も大きな波を描かず治りも早い。
  7. からだは人によって異なる
    特定の症状をもった特定の個人に対する最良の治療法というものはあるかもしれないが、それでも、私にとっての最良の治療法はあなたにとっては最良ではないかもしれないのだ。
  8. どんな人にも弱点がある
    からだには、少なくともひとつの弱点がある。その弱点を知っておくと役に立つ。それが、まもなく健康状態が崩れるという警告として、ストレスを表示してくれるからだ。
  9. 血液は治癒エネルギーの主要媒体である
    量的にも質的にも正常な血液を運ぶ健康な循環系は、からだの治癒システムのかなめ石である。
  10. 正しい呼吸は健康への鍵である
    呼吸は生命にとってもっとも重要な機能であり、かつもっとも神秘的な機能である。それは、精神と身体を結ぶ架け橋であると同時に、意識と無意識とを結ぶ架け橋でもある。正しい呼吸は中枢神経系に栄養を行き渡らせ、体内のさまざまなリズムに調和的なパターンを作り出し気分や感情を整える。正しい呼吸法を身につけ、意識的に呼吸をすることは、心身の健康を促進するための簡単で安全で効果的でかつ安価な方法である。

(この本はわかりやすく、全米でもベストセラーでありお勧めします。クリニックにも置いてありますのでお読み下さい。)

では、次号もお楽しみに!ありがとうございました。