ニュースレター

2009年10月27日

「ニュー プラネット」第15号 エクササイズの素晴しさ


10月に入り朝晩も涼しく冷えを感じるようになってきました。
温かいもの、野菜類をとるよう心がけて自然治癒の力をサポートしたいと思います。
今号は、生命場について考えてみたいと思います。
なじみのない考え方と思われる方もいらっしゃるでしょうが、楽しんで読んでくださると嬉しく思います。

これまでの号にも何回も挙げていますが、エクササイズの素晴しさについては当然その通りだと認識しています。
同時に、私自身の日々を省みると、早朝からクリニックにいてお昼休憩は2時すぎ、休憩時間は1時間未満で、夜の帰宅は9時を過ぎることもしばしばです。
このような状況でエクササイズをやろう、と決心して、日々続けるのは至難の技です。
私のような状況でなくても、例えばお身体のどこかが痛かったり、精神的にそんな気分になれない、というような時もなかなか運動が大事、エクササイズが脳を活性化するのに最も優れてる、と説かれても実際に毎日の生活の中に取り入れていくことは難しいでしょう。
でも、この薬を飲んでくださいね、と言いますとほとんどの方は医師の言うとおりにきちんと内服されます。
薬の処方と同様に、運動・エクササイズも処方なのだ、というのが私の意見です。
同様に、読書療法(ある本をお勧めする)、ボデイワークをすすめる、鍼灸をすすめる、
リフレクソロジーをすすめる、ヘッドマッサージをすすめる、などもあります。

これらすべてに通ずるのは、私の感じる範囲で、個々の人にむいているツールをお知らせしたい、という思いです。
ある人には薬が、またある人にはカウンセリングが、別の方にはエクササイズが、まずはぴったりくる、と思うところがあるのです。

運動に関して言うならば、適度な運動は身体にとっても精神にとってもとても効果があります。
しかし、ただ筋トレを必死にして、機械相手にペダルをこぎ続けて筋力をつけたとしても、学生さんで競技に毎日をかけているなら話は別ですが、私にはそこに人としての健全さが見えてこないのです。
一見屈強で筋肉がついており体を鍛えている人が皆、健康で長生きかといえばそうではありません。
現にプロ野球の選手達はインフルエンザに罹患していたりします。また、スポーツ選手がみな長生きで健康寿命も長いかというと必ずしもそうではないと思います。
つまり、エクササイズが良い、というのは勿論ですが、そこにある「キー」があると思っています。
いわゆる体力には2種あり、筋肉や臓器を強化することでつくられる体力と、もう一つは生命の本来の力や場が関ってくる自然な力です。
後者をくわしく書くと、人の内側にくまなくひろがる生命エネルギー場は流れており、どこかによどみや不調が生じても少々のことであれば、その生命エネルギー自体が回復するように自然に働きます。
この本来の場に備わった、人としての属性でもある「自然回復力」または「自己治癒系」も大切な生きるための体力である、と思うのです。一般に健康のためにと行う運動やスポーツは前者の体力を強化することに主眼をおいています。

しかし、私の考える体力<真の健康>とは、より大きな内容の概念で、それは単にカラダを動かして筋肉をつけておけば安心、というものではありません。

狭義の体力をつけるだけでは片手落ちで、本当に体力がついたカラダというのは、自然な回復力をいつでも発揮できるような場が整っているカラダだと思います。
生命力にも注目する必要がある、というわけです。

生命力と称される体力はもともと誰もが持って生まれています。
ただ、生まれながらにして個人差はあり、東洋医学ではそれを「先天の精」または「先天の氣」と言います。
また、「後天の精」「後天の氣」とは呼吸と食べものから入ってくる生命力をさします。これらの総和が自然治癒の力、生命力と考えられます。
大事なことは、この後天の精の存在を知り、それを意識したライフスタイルを心がけることです。
そして、私は今までの経験から、ここ(生命力という名の真の体力)には、他者との交流や愛情表現、思いやりや氣遣い、まごころ、などが(自然治癒を力の)輪をさらにうまく回らせる燃料だと実感しています。

私の中では、運動や筋トレを機械相手に行い、筋力をつけることに大きな興味はありません。それは運動選手に任せておきましょう。
気分が落ち込んだり、身体が不調で辛いとき、そんな時こそ、どうぞ私達のクリニックにお越し下さい。
ただ待合室に座っているだけでもいいのです。待合室の絵を眺め、本を読み、スタッフと世間話をしてください。
リハビリ室でグループエクササイズを見学していって下さい。遠慮しないで、つらく苦しいと言ってください。
そして少し元気になり、また、グループ体操やリハビリテーションにいらしてください。

体力をつけるとは、身体だけの問題ではないのです。

人と交流すること、まごころを受け取りさらに誰かに与え、循環させていくこと、自分は誰かに思ってもらっている、と安心すること、これらすべてが生命力を高めるのです。

当クリニックで提供する様々なツール(技法)はどれもこの点をもっとも大切な視点として選択しています。

ですから、ご自分の氣にいった方法で、心地よいメニューを選択してみてください。
何がよいのか自分ではわからない、という方は是非、院長、スタッフにお声かけ下さい。
一緒に考えていきましょう。
また、多くの方の様々なメニューへのご意見やアドバイスもお願いしています。
お気付きの点を是非お知らせください。宜しくお願いします。