ニュースレター

2011年2月2日

「ニュー プラネット」第24号 健康の意味について


2011年はじめてのニュースレターになります。
今年も1年どうぞよろしくおねがいします。

さて、今年はじめての記事ですが、健康の意味について今一度考えてみたいと思います。

医学部時代、病氣については細かく分類され診断検査法、治療法、対処法、の多くを学びました。医師になってからは、知識に経験が積み重なり教科書にかかれていること、教わってきたこと以上に人間として動き、活動している存在だということを考えさせられる経験も多くしてきました。
けれど、振り返りますと、どうも「健康とは」ということについて深く学ぶことがなかったと言わざるをえません。
「病氣」は英語では「disease」と書きますが、dis-easy、つまり楽(easy)でない(dis)状態を表しているように思います。

カラダが普通に動いていても、心穏やかでない状態が長く続いたとき、はたまた、ある病名がついてカラダが大変な状態や、人生を生きて死にむかう人たちの中にも心の穏やかな状態を拝見することがあります。

これらの経験を通して感じるのは、普通になんとなく毎日を生きていても、長く感情的テーマに執着していると、必ずしも病名はつかないかもしれませんが、楽な状態ではなく、「病氣」状態にある、と言えるのかもしれないということです。
そしてその状態が長く長く続くと、実際に身体に病を呼び込むことにつながります。
今ではそうではないでしょうが、こういうことは私の医学部時代は教えられなかったと思うのです。

「健康」というのは、私たちが常識的一般的にとらえているよりもはるかに大きく広い視点をもったものです。
ご飯を食べ、ただ息をして、時に排泄をして、氣がむいたら運動をして、寝て、起きて、仕事に行く、家事をする、子供たち孫たち家族の世話をする、ということだけでは「ただ生きている」に近いのではないか、と感じるようになりました。

もちろん、「ただ生きている」、それすら簡単にはできない国もありますから、ただ生きている、それは素晴らしいことです。けれども、もっと前向きに、エレガントに、積極的に人生のラストに向かって生きていく、という姿勢が「健康」という言葉にもっともしっくりくると感じるようになりました。
おそらく多くの皆さんもそう感じられるのではないでしょうか。

診療の中でも多くの方が、ご自身のお身体の不調を主訴に来院されますが、お話を伺ううちに、実は一番氣にかかっていること、心配されていること、強く負担に感じていることが病状に直結しているとよくわかります。
ただそういうアイデアがないがために、氣持ちや生き方の姿勢が体の症状と連動していると理解しにくいのです。また、体のことさえ何とかなれば、自分が感じている氣持ち(感情)はこわいから、フタをしておこう、と無意識に防御していることも関連しています。

積極的に「健康に」生きる、ということには、日々の<当たり前>に感謝の想いを探し、ワクワク感とときめきをもって生きる、ということが大きく、カラダ(肉体)の不調のありなしが100パーセントではないのです。

今年1年、精一杯「健康に」生きるために、そして、誰にも訪れる人生のフィナーレに向かって、その時がきたら、飛び込んでいくために、日々の1コマ1コマをときめいて、自分の心の動きや感じていること、にも氣がついて、トキメキとともにすごしていきたいと思います。
ぜひ、皆さんもご一緒に!

今年も1年多くの涙と笑顔と汗と、、、いつでもどんなことでもお氣軽にご相談ください。
心とお身体が楽になるために当クリニックをご利用いただけましたら幸いです。

さて、1つ宣伝です。
来月2月5日の土曜日午後に第2回サンクス・オープン・デーを開催します。
スタッフのときめきやワクワク感から構成されるメニューばかりです。(すべてが無料です)
ぜひお立ち寄りください。スタッフ一同心よりお待ちしています。

お薦め図書;

「不良養生訓」 医者として教えたいいきいき長寿の秘訣
帯津良一 著 
 *クリニック図書「長田図書館」にあります。