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2011年3月4日

「ニュー プラネット」第25号 日常で身近なアイデアを再度復習


2月もおわり3月になりました。温かく、寒く、を繰り返し、三寒四温という言葉を感じる日々です。春も近く、冬の間に蓄積した心身の毒素を排泄する時期に入ります。毒素排泄を助けるようなアイデアを取り入れて新しい季節を満喫できるよう準備したいものです。
今号では、日常で身近なアイデアを再度復習していきます。

呼吸について;

ニュープラネットの他の号でもたびたび触れていますが、呼吸は当たり前、という認識を
さらに1歩踏み込んで、呼吸をこころする、という意識が大切です。
吐く、吸う、という繰り返しが呼吸ですが、私たちのほとんどは改めて意識することなくただ息をしている状態です。
丹田(臍下少しのところのハラにあたる場所)呼吸、腹式呼吸、完全呼吸(ヨガの呼吸の1つ)など自分がなじみやすい呼吸を学び、細胞の1つ1つにまで生命力を取り入れる意図を持ちましょう。そして、意識して腹式呼吸をゆっくりとしていくことを生活の中に徐々に浸透させていきましょう。
このような呼吸法がよくわからない、という方は遠慮なくスタッフにお声かけください。

食材について;

春は、冬の間に心身にためた毒素排泄をサポートする食材を心がけます。
春は養陰補肝といわれます。草木が成長し始める季節でもあり、私たちの体も、活発に新陳代謝をはじめる時です。ここで大切な働きをになっている肝を養う食材をおすすめします。 菜の花 アスパラガス 浅葱 セロリ- レバー しじみ あさり 胡麻など 、それに酸味のもの、梅干 レモン 食酢などをプラスします。
春野菜、といわれるお野菜を多くとりいれましょう。

痛みや不具合などについて;

脳の研究者、池谷先生と糸井重里氏の対談「脳の気持ちになってかんがえてみよう」をお読みいただいたでしょうか(クリニック待合に資料があります)。
この対談は糸井さんが対談相手であるためか、とてもわかりやすく、目からうろこが落ちる内容でおすすめです。お時間ある方は、診療の待ち時間にぜひお読みください。

この対談にもあるように、私たちの脳は、後付けで物事を整理、処理、しています。
身体のひろってきている莫大な情報を脳が処理していますが、身体の受け取る情報は、
ほぼ無意識的に処理されます。
脳は、過去の蓄積データに照らし合わせて、身体の上げてきている多くの情報の一部をあとから解説しているわけです。
これこれこういうこと(事故、怪我、病名診断など)があったから痛い、気分がすぐれない、と私たちの多くは思い込んでいますが、感じていることが先なのですから理由はあとから脳がひっぱってきてつけているということになります。
怪我、事故、などが痛みの真の原因ではないかもしれません。あなたがそう思っていなくても、です。ですから、できるだけ心をオープンにしているようにしましょう。
脳の策略にはまって自分から病氣にしがみつかないようにしましょう。

体操・運動について;

これも池谷先生と糸井氏の対談「脳のきもちになって~」にありますが、
まず身体が動いて実際に自分がやらないとやる氣はおきない、という脳の働きがあるという前提を受け入れましょう。
つまり、あれこれ考えてどちらがいいか悪いか、何が有利か不利か、など考えずに、少しでも心の動いたものを試してみる、やってみる、という態度が大切です。
しばらくは楽しいと思えなかったり、不満を感じることもあるかもしれません。けれど、これは一時の脳の防衛反応の1つかもしれません。
やり始めないと、やる氣はおきないのですから、やる氣が出てからやろうとしても一生行動に結びつかないのです。
別の研究でもありますが、氣分がすぐれない、なんとなくやる氣がおこらず抑うつ状態になっているという患者さんに10分の運動を毎日課したグループと、そうでないグループとで症状がどう変化したか、をみた研究があります。
これでも、1日10分からの運動(この研究ではなわとび)を治療として課されたグループは、症状改善が優位に認められた、とありました。
ですから、どんなことでもまずやってみる、身体のエネルギーを動かす、ということが生き生きと楽しく生きる1つの経済的な方法なのです。
最新の脳科学者たちは、今時はワイン片手にデイスカッションするのではなく、ジョギングやウオーキングをしてから仕事に取り掛かるそうです。その方が脳細胞が生命力にあふれる状態だということだそうです。
無理をしましょう、と提案しているのではありません。楽しいと感じるまでに3週間くらいかかるかもしれませんが、まず歩いてみる、体操を毎日してみる、ということが大切です。軽快に、氣軽にはじめましょう。
今号も最後までお読みいただきありがとうございました! 春を楽しみましょう。