ニュースレター

2012年1月31日

「ニュー プラネット」第30号 『運を動かす』と『今この時から』


2012年もよろしくお願い致します。

大寒もすぎ、暦の上ではこれから少しずつ温かくなってくるようですが1月2月3月とまだ寒い日々が続きます。体調に心を配りながら乗り切りましょう。

寒さが増していますので血行不良をベースにしたお身体の不具合も増えています。
手足の冷え、腰回りの冷え、おなか周りの冷え、くびすじから後頭部の緊張、こわばり感、これらが比較的多い愁訴です。

日々のセルフケアの中でも、お身体をあたためる方法は様々あります。
クリニックで提供しているものもありますので、うまく利用して老廃物や毒素をためこみにくいお身体作りに役立ててください。

手は日常動作で細かくよく動かしますが、足は靴の中にはいっていたり、そうでなくても細かい動きが少ないです。お風呂の中で、足の指のエクササイズをする(グーチョキパーなど)、足裏をもみほぐす、などをおすすめします。

寒さに伴う緊張で、呼吸が浅くなることが多いので、呼吸自体を再確認できるグループエクササイズ
などを利用したりすることもおすすめします。
ご自分でケアするのが難しい場合や、人の手にゆだねる心地よさを体感する意味では、リフレクソロジーやマッサージワーク、鍼灸などもいいでしょう。

また、貼るホカロンなどでお身体をあたためる人も多いと思います。
ホカロンを貼る部位ですが、腰では第四腰椎と仙骨のあたり、お背中では両肩甲骨の間、女性でさらに冷えが氣になる方は下腹部にも、と全身に氣がめぐるように、体温調節のキーとなる部位に貼ってみてください。
身体を温めると、氣持ちも前向きになっていきます。

先日、デザイナーのコシノジュンコさんが、運動について以下のような面白いコメントをされていました。
<運動は「運を動かす」と書きますでしょ、毎日じぶんで運動の時間をとるととても氣分がいいです>
運動は単に身体を動かし整える、ということ以上の価値があります。
全員が、寒い中無理してジョギングを始める必要はないのです。自分のペースで自分のとりかかれる範囲内から少しずつはじめていけばいいのです。

現在NHK朝のテレビ小説「カーネーション」でコシノジュンコさんの、今は亡きお母さんの人生がえがかれています。このお母さんはバイタリテイーにあふれた方で、とにかく
やりたいことをその時にやってみる、できることをしていく、
ということが生き方の指針であったそうで、いつでも「人生これからや」とおっしゃっていたそうです。
そして、その「これから」は「今この時から」だと。
これからの人生で、今が一番若いのだから、今からする
という考えで生きていらしたそうです。
おもしろいエピソードですが、生前お母さんは、NHK朝のテレビ小説の大ファンで「私もこれに出たいねん」と言っていて、NHKの集金のお兄さんにまで「私朝のテレビ小説に出たいねん」と言い続けていたそうです。
亡くなってからになりますが、実際にこうして夢がかなうのですから、その心意氣が感じられます。

私たちは、生きているといろいろなことが言い訳になりえます。
環境、家族、年齢、子育て、介護、仕事、病氣、不調などが何かをしない言い訳になっていきます。
身体、氣持ちや心持ち、生き方やあり方、そのすべての歯車がコロコロとまわるように、また、
どこかに停滞が生じたら(生きるとはそのようなものですから)、他の歯車が助けるように、日常からこのつながりを意識することは大切です。

身体が思うようにいかないときは、氣持ち心持ちがあたためるようなことを、
氣持ちが沈みがちだったりささくれてしまうときは身体へのアプローチを、とりいれます。
また、それらを受け止める素直でしなやかな心身を日ごろから意識しておきたいものです。

まだ寒さが続きます。どうぞ皆様、心も身体も大切にしてすごしていきましょう。

クリニック待合にコシノジュンコさんの著書「人生これからや」があります。
ご興味のある方はぜひお読みください。