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2013年6月28日

「ニュー プラネット」第43号 梅雨のシーズンになりました


本格的な梅雨のシーズンです。雨は自然界の恵みではありますが、ジメジメした「湿邪」が体に影響を及ぼし、体の重だるさやむくみ、めまい感、関節痛などの症状が出やすくなる時期です。

 「湿邪」は胃腸系に溜まりやすく梅雨時期には食欲不振、お腹のチャポチャポ感、下痢などの症状が出ることもあります。蒸し暑くなってくる時期ですが消化機能を考え、できるだけ白湯をとっていきましょう。身体、特に肝臓、腎臓が正常に機能し老廃物を正しいやり方で排泄するためには水が必要です。水を十分にとらないと消化管と腎臓を通って清浄になってから毛細血管に戻される排泄部分が過剰の負担を負うはめになるからです。

この時期、献立の中に水の巡りを良くする食材も積極的に取り入れてみてください。水の巡りを良くするといわれる代表的な食材として

  • 豆類(小豆・緑豆・黒豆など)
  • はと麦
  • ウリ科の食材(きゅうり・冬瓜・スイカなど)

などがあります。

東洋医学には、夏至の頃から冬の病氣の養生を心得るという意味の
「冬病夏治(とうびょうかじ)」という言葉があります。冷え、リウマチなどの痛み、喘息、気管支炎など冬に悪化する病気は陽氣不足が原因で起こることが多く、陽氣が充実する夏の方が治療しやすいと考えられているためです。この時期からお灸を据えたり温かいものを食べたりして陽氣を補うことで、冬の辛い症状が出にくくなると考えられています。
梅雨の時期におすすめのツボ「足三里」も内臓全般の不調やむくみの緩和におすすめです。場所は足の外側、膝の下のくぼみからだいたい指3本分下のツボですが、ご不明な方は
来院時に鍼灸師・今(こん)までお氣軽にお尋ねください。お灸治療も可能ですのでご相談ください。

足裏とともに、第二の心臓といわれますふくらはぎ中心に丁寧な施術でリピーターの多いリフレクソロジーはリフレクソロジストの阿部みすず担当で毎週木曜日に行っております。老廃物も排出されスッキリと軽い脚が心も軽やかにしてくれます。
お着替えも不要です、どうぞご利用ください。
さて、自律神経は私たちの顕在意識とは無関係にさまざまな内臓を動かしたり、体温や呼吸循環などを調節しています。交感神経系と副交感神経系の2つのシステムからなるこの神経系は心身が健全なときは自動的に切り替わりバランスをとっています。
この交感神経系と副交感神経系のバランスが崩れ、さらに立ち戻りが難しくなっている状態を自律神経失調症などと名付けますが、この状態ではココロと身体のさまざまな症状が表出する可能性があります。

通常の肩こりや腰痛などの症状も自律神経系のバランスの立ち戻りが難しくなっている状態ですから、主流医学の対症療法だけではバランスを取り戻すことが難しくなります。
まずはご自身の自律神経系の状態を現状把握することが助けになります。
白血球分画(血液検査)、自律神経系測定検査で全体像をつかむことをおすすめしています。
日常動作の中では、「呼吸」は身体の筋肉の動きと連動する自覚しやすい動作だといえます。呼吸をつかさどる筋肉組織はいくつかありますが、そのうちの1つである
「横隔膜(おうかくまく)」は聞いたことがあるでしょう。この横隔膜は、パラシュートのような形状をしています。そして肋骨を介して、基底部は大腰筋という下肢の骨についている筋肉に連動しています。そのため、基本の丹田呼吸(腹式呼吸、ヨガの呼吸)では、単に胸やお腹が呼吸で動くだけでなく、骨盤も連動して動くのです。
逆に、丹田呼吸がしっくりこない、呼吸がしにくい感覚がある、腹式呼吸の感じがわかりにくい、などの感覚をお持ちの場合は肋骨まわりの呼吸に携わる筋肉とともに、骨盤が前傾気味でかたくなっている可能性もあります。骨盤が前傾傾向であると呼吸では吐くよりも吸うほうに過多になり、交感神経系が優位になっていきます。丹田呼吸が今一つピンとこない、と感じている場合はリハビリテーションで骨盤の動きをみてもらうのも1つの方法です、お試しください。

最後にお知らせです。
6月特別企画 片平正子講師の「梅雨をスッキリすごそう氣巡りヨガ」のリクエストを多数頂戴しました、ありがとうございます。熟睡できました、精神的にとてもリラックスした、氣持ちよく心も身体も大満足でした、と大変好評でした。
7月18日木曜日午後に再びクラスを開催いたします。一クラスを45分から60分に延長し、新しいクラスも行います。院内にチラシがございますのでお友達・ご家族をお誘いの上、どうぞお氣軽にご参加ください。お待ちしています。

この夏の暑さに体力がもっていかれないような、じんわり底力のあるお身体つくりにつとめていきましょう。
今号も最後までお読みいただきありがとうございました。