ニュースレター

2013年10月21日

「ニュー プラネット」第45号 冬にむかってからだつくり


10月に入り氣温もぐっと下がってまいりました。
台風(氣圧)の影響もあり自律神経のバランスが影響を受けていわゆる「古傷がいたむ」状態で受診される方が増えています。
夏の感覚のまま薄着で過ごしてしまいがちですが「首」の名のつく部位(足首、手首、首)をあたため守ることで、冬にむかっていく身体つくりをすすめていきましょう。
紅葉も徐々にすすみ、味覚も楽しめるこの時期のおすすめの食材はきのこ類と里芋です。
きのこは食物繊維やビタミンを豊富に含みます。国内にはなんと六千~七千種類のきのこがあるといわれていますが食用となるとかなり種類が限られてきます。きのこの食物繊維は腸のお掃除には欠かせない食材です。
また、里芋の独特のねばりの正体はたんぱく質、多糖類、食物繊維です。最近疲れやすい、体力がなくなってきた、消化が氣になる、などのサインに適しています。
さて、当院で提供しているさまざまなエクササイズやワークはすべて、その内容に関して私たちが実際に試してみて機能する、と感じたものを工夫して構成しています。それと同時に、提供者がどのような思いを持って行うか、ということへも着眼しています。
これから気候が冬に向いますので、身体を内側からめぐらせるような土台作りを念頭において様々なこの時期にふさわしいプログラムをご案内しています。

まずは「氣巡りヨガ」です。このクラスは開催当初よりとても人氣のクラスになっております。理由はいくつかあると思うのですが、毎回少しずつ内容や重点をおくところを変えているその臨機応変さによるところが大きいと思います。
参加者のその日の様子にあわせ、特に呼吸法も何種類かを行い、「ヨガ」という言葉にとらわれない構成内容が人氣のようです。11月・12月は季節も変化してきているので、
60分まるごと呼吸!というクラスを行います。
年内は11月14日木曜日午後、12月12日木曜日午後と開催しますので、ぜひ受付で案内をご覧ください。講師はいつもの福島県二本松市の片平正子さんにお願いしています。

次にシックスヒーリングサウンズ「六字訣」グループクラス(Six Healing Sounds)のご案内です。
この時期、胃腸の疲れが回復しないまま内臓の冷えが体調に出てきます。内臓に氣を巡らせる内臓氣功の1つの手法がシックスヒーリングサウンズです。
9月に開催しました「音と色のエネルギーワークショップ」で大好評だったこのクラスを、
11月28日木曜日午後に少人数のグループで行うことに致しました。
講師は内臓氣功チネイザンプラクティショナー西島明子さんです。
私たちの体内の各臓器には、それぞれ音と色が備わっています。特定の音と色をつかってシンプルなポーズをとることで、自分自身のそれぞれの内臓(肺・腎・肝・心・脾)に停滞している感情エネルギーを、取り除くのではなく変容させ、活性化させる内臓氣功です。6種類の簡単な音を出し、色を思いうかべ、シンプルなポーズをとることで全身の氣を巡らせます。帰宅後もご自宅でできるよう、このクラスでマスターできますので内臓にフォーカスしたい方に特におすすめです。座位で行うシンプルなワークですので、どなたでもご参加可能です。こちらも受付に案内チラシがありますのでご覧ください。

最後に、11月9日土曜日午後のトークショー「死について語ろう」のご案内です。
現役僧侶をおむかえして、ということで宗教色を感じた方もいらしたかもしれませんが
改めて私の本意を書きたいと思います。
このトークショーは、特定の宗教についてのレクチャーやお話しの会ではありません。
話し手が医師と僧侶であるということ以上に、「生と死」について「よく生きる」ことについての経験を分かち合う、という会です。
最近書店に行ってみたところ、死についてあるいは死後の世界について、いわゆる「医師」や「科学者」とされる人たちの本がたくさん並んでいました。
アメリカの脳外科医ご自身の臨死体験の本、アメリカの脳科学者の女性の「奇跡の脳」、
フランスの救命医の死についての本、日本でも東大救命ドクターの本もよく売れていると聞きます。
これまで「科学的」でしか語られなかったため哲学的・宗教的テーマとして扱われていた内容が「生きる」ための知として再認識されているのだろうと思います。
また、診療でお会いする方の中には、「死」については受入れたいと思っています、でも家族のやっかいにはなりたくない、家族の手を煩わせたくない、家族の面倒になりたくない、
という切実な声をも、たくさん頂戴しています。
このようなテーマについて若輩者のわたしがうまいお返事をお返しすることはできません。
けれど、死とその周辺について一度丁寧に引き受けてみる、そこにかかわっている現場の人の声を聞いてみる、そして今を生きることに利用する、ということの中からは何らかの「自分なりの精一杯の想い」が出てくると思います。
お話しくださる齊藤つうりさんは、お若いながらもこれまでのご自身の人生でも様々な経験があり、ぜひそのリアルな話を分かち合いたいと思います。こちらから特定の考えを指し示したり、これが正しい考えです、と提示することはありません。どのようなお考えをお持ちでもそれを優先することを大切にするような「場つくり」をいたしますのでお氣軽にご参加ください。お待ちしています。
今号も最後までお読みいただきありがとうございました。