お知らせ

2019年10月30日

ブレインテックを利用した慢性疼痛の緩和を目的としたリサーチを開始しました


田園調布長田整形外科では、長く続く腰痛などの慢性疼痛を緩和するアプローチの一つとして、ブレインテック用スマートフォンアプリを利用したリサーチを行っております。

 

長く続く痛みの中には、痛む肉体の部位だけではなく、脳が関与しているものがあると言われています。そのため、痛みの緩和には肉体へのアプローチだけでなく、心理・社会的因子など多面的なアプローチ、つまり脳の状態を理解・調整する必要があります。

 

今回利用したブレインテックアプリ「マインドリフト」では、簡易な脳波計で脳波を計測し、ニューロフィードバックという手法を用いてゲーム感覚で脳波をコントロールするトレーニングができます。

脳波をリラックスモードにすることで、下行性疼痛抑制系に関与するセロトニン活性を促すこと、そしてトレーニングのフィードバック作用による脳の神経回路への働きかけにより、感情・思考など情動パターンの変化を生み出すことが予想されます。

その結果、自然に抵抗することなく自分自身の状態に目を向けることができ、認知行動療法と同様の機序を作り出して痛みの緩和を促すと期待しています。

 

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4週間のリラックストレーニングの前後に、身体機能だけでなく心理・社会的因子に伴う精神的要素も計る多面的な評価法を行い、その定量的変化と被験者の定性的コメントを包括的に評価しました。既に5名のリサーチをしており、非常に良好な結果が出ています。

 

このリサーチは株式会社メディアシークが提供するブレインテックアプリ「マインドリフト」のリラックストレーニングを利用しています。「マインドリフト」はアメリカを中心に世界9ヵ国で提供されているスマートフォン用アプリケーションで、多数の機関で採用されています。

 

ブレインテックとは

 

脳科学を用いて脳波や脳血流から脳の状態を分析して見える化する最先端テクノロジーです。自身の脳の状態を映像や音で分かりやすく伝えて、より良い状態に誘導する手法はニューロフィードバックと呼ばれます。ニューロフィードバックはADHD、うつ病、PTSDなどの治療にしばしば採用され、薬物療法と同等の効果があると研究で指摘されています。

ご興味のある方、お気軽にクリニックまでご連絡ください。

 

マインドリフト画像マインドリフト機器